中日ドラゴンズの正捕手は誰の手に?
現在中日が抱える捕手への不安
谷繁前選手兼人監督が引退してから毎年言われているのが正捕手不在のキャッチャー陣だ。
森繁前監督がチームの建て直しにおいて一番の不安要素だったといえる。
ドラゴンズファンからしてみればこの正捕手争いを見届ける楽しさはあるが、早く決まって欲しいと言う願望もある。現在、目を離せないのは間違いない。
中日に所属している捕手たち
課題が多い捕手陣だがその役者達をもう一度整理し行こう。
松井 雅人(31歳) 2010年 中日ドラゴンズ入団
昨シーズンはチーム内で最も多い92試合に出場した捕手。
2010年入団の打撃を期待された捕手。
入団した当時は谷繁、小田らそうそうたるメンバーの影に隠れていたが当時からドラゴンズファンからの期待値は高い。
期待された打撃は今だに開花していない。
巧みなリードを武器に堅実な守備を見せているが打てる捕手を目指せるだけの器があるため、現状では満足できない。一番穴の無い捕手。
大野 奨太(32歳) 2018年 中日ドラゴンズ入団 元日本ハムファイターズ(日ハム)
昨シーズン松井雅人についで2番目に出場を果たした捕手。
日本代表にも選ばれたこのある捕手でドラゴンズに入団が決まったときは地元のテレビ番組で大々的に取り上げられた。
松井雅人同様打撃に悩まされている捕手。
期待は高いが走塁阻止率が.098と去年は極端に悪い。
リードは松井雅人より上なので課題点は肩と打撃か。
杉山 翔大(28歳) 2013年 中日ドラゴンズ入団
2016年最も正捕手に期待されていた捕手。
16年は桂との正捕手争いを制し打率も.260と申し分ない成績を収めた。
17年にも勿論打撃を期待されたが.091と打撃不振、そして打者のバットが頭部に当たるなど不運にもみまわれ戦線離脱を余儀なくされた。
強肩強打と正捕手を狙えるだけの力の持ち主で打率さえどうにかなれば再び1軍の舞台に戻ってくるだろう。
桂 依央利(27歳) 2014年 中日ドラゴンズ入団
16年杉山と正捕手争いをした。
肩が売りの捕手で打撃はいまいちふるっていない。
現在中日が求める打てる捕手の理想像からは少し遠いがその堅実な守備と強肩で奪還を目指す。
余談だが185と長身である。18年からは背番号を変更し68番を身につける。
木下 拓哉(27歳) 2016年 中日ドラゴンズ入団
社会人野球から入団した捕手。
打てて守る即戦力と地元テレビでは報道されたが期待された打撃は見せていない。
打てる捕手にはなれる逸材なのでまずは打撃を徹底的に仕込んで欲しい。
加藤 匠馬(26歳) 2015年 中日ドラゴンズ入団
このブログの管理人が注目する捕手の1人。
ドラフト5位公式戦は3年間で5試合2打席0安打と成績だけ見ればあまり期待できないだろう。
強肩が売り。
良い意味でも悪い意味でもプロでの経歴が無いためドラゴンズ再建のため1から叩き込めば絶対に1役かってくれるだろう。
その他
ベテランの武山 真吾。新人の石橋 康太と役者は揃っている。
私が考える正捕手、考察してみた。
現在の捕手は守れるだけではダメなのだ。打てる捕手と言うものがいつの時代でも重宝されてきた。
そのため私の注目する捕手は松井雅、杉山、木下の3名と加藤匠。
4名まで絞れたが正捕手は1人で十分なのだ。
はっきり言おう私がもっとも正捕手として注目しているのは木下拓哉だ(異論は認める)。
谷繁の様な威圧感は全く無いがそれは後からでもどうとでもなる。
まずは「打てること」それが第一だと私考える。
最後に
ドラゴンズのニュースは根尾君で持ちきりですが私は根尾君よりもどうしても捕手の方に注目してしまいます。
色々考察しましたがココまで役者が多いとドラゴンズの未来は明るい気がしますね。
捕手だから守れなくては意味がない、そんなことよりリードだろ、肩は?と皆様さまざまな捕手への意見があると思います。あなたが選ぶ正捕手は誰ですか?
なかなか難しい質問ですよね。
コメントを残す